バンコクで痔の手術@バムルンラード病院

先日、生まれて初めて痔になり、バムルンラード病院で手術して来ました。

最初の症状としては、「何だかお尻がヒリヒリするなー」と思っていて
風呂に入ったとき何気なく尻を触ったところ、尻の穴付近にプックリとイボのようなものが
出来ており(寝れば翌日には治っているかもしれない)などと甘い考えでいましたが、
翌日になると、むしろイボが更に大きくなっている感じ(パチンコ玉くらい?)。

ということで、バムルンラード病院へ行くことにしました。
10Fの日本人窓口で聞いたところ肛門科は無いということで、外科での外来になりました。

先生は、頭にターバンを巻いたインド系の男性の先生でした
(聞いたところによると、タイ生まれのシーク教徒だそうです)。

で早速、先生に尻を見てもらうと、私の場合は肛門の外にイボ状の血栓ができてる外痔核で
大きさも決して小さいものではないので、手術で取った方が良い、
15分もあれば終わる簡単な手術だよ、とのことでした。
もし手術で取らない場合は、治るのに1か月くらいかかる、とのことでした。

ただ、自分自身は、手術までするつもりで来てなかったので、
「とりあえず塗り薬でももらって帰って、しばらく様子見でも良いですかねぇ」
というようなことを言ったところ、
「様子見でも良いけど、外痔核の場合は塗り薬は効果が無いし、塗るとむしろ症状が
悪化する(ふやけて破れる)可能性があるから塗り薬は出せませんよ。
それに様子見の場合は飲み薬を出すけど、治るまで長いこと飲み薬を飲むよりは、
手術で取っちゃった方が良いですよ」
と言われ、結局手術することにしました。

なお、症状が出てから180日以内なので、手術も海外保険が効くそうです。

で別室に移動して、早速手術開始。
触診のとき同様、体の左側を下にして寝た状態で手術です。
麻酔から処置完了まで、ほんの5分ほどで、手術はあっという間に終わりました。

手術中、切り取った患部を「ほら、見てみます~?」と言って先生が見せてくれたんですが、
血のかたまりでしたね…。
手術が終わった後にも、「最後にもう一回、見ておく?ワハハ」
と、もう一回血のかたまりを見せられたり、と和やかな雰囲気の手術室でした。

しかし、保険を使ってボラギノールでももらえれば、くらいの軽い気持ちで受診したのに
バンコクで頭にターバンを巻いたインド人に尻を切られる、というシュールな構図になるとは。

薬は、3種類出してもらいました。
・化膿止め(Idarac)
・鎮痛剤(Tylenol)
・便を固くしない為の整腸剤(Forlax)

かかった費用は全部で13,400バーツ(約4万円)、ぜんぶ保険でカバーされました。

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